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L.M.ARCHIVE

2021/05/01 23:02


アイアン家具はシンプルでありながら奥深い魅力を持つ家具の一種です。その中で、アイアン家具に最適な木材は軟木堅木かについて検討してみましょう。

本記事では、軟木がアイアン家具に最適である理由について、繊維密度、触感、木目、風合い、傷の味わいなどを踏まえて当店なりの考えを解説します。さらに、軟木と硬い鉄の組み合わせが持つ調和と美しさについても触れます。

 

1. 軟木の繊維密度と蓄熱効果

軟木は、繊維が密に詰まっている堅木に比べて、繊維密度が低い特徴があります。この低い繊維密度により、軟木は蓄熱効果があります。

つまり、温かみや温もりを感じることができるのです。アイアン家具には、無機的な鉄の素材に対して、温かみのある木材が組み合わさることで、独特の調和を生み出します。そのため、軟木はアイアン家具に適した木材と言えます。

2. 軟木の触感と肌触り

軟木は一般的に触感がソフトであり、肌触りが良い特徴があります。アイアン家具は、堅い鉄の素材との組み合わせが多いため、木材の触感が大きなポイントとなります。

軟木の触感は、アイアン家具との相性が良く、家具の使用時に優れた快適さを提供してくれます。特に、テーブル天板に使用される場合には、軟木の柔らかい触感が人間にくつろぎを与えてくれます

3. 軟木の年輪と木目の美しさ

軟木は年輪の幅が広く、木目が美しいことが多いです。これは、軟木の生育環境や成長スピードによるもので、木材の表面に美しい模様や模様が現れることがあります。

アイアン家具には、木材の表面の美しさが重要な要素として考慮されることが多いため、軟木の年輪と木目の美しさはアイアン家具に適していると言えます。

4. 軟木の風合いの表現性

軟木は風合いの表現性が高いと言われています。風合いとは、木材が持つ独特の質感や風合いのことであり、軟木はその柔らかな風合いが特徴的です。

アイアン家具は、硬い鉄の素材との組み合わせが多いため、木材の風合いがアクセントとして際立つことがあります。軟木は風合いの表現性が高いため、アイアン家具においても、木材の風合いを活かしたデザインや表現が可能となります。

5. 軟木の傷の味わい

軟木は比較的柔らかいため、傷がつきやすい性質があります。しかしそれは、傷がついたり擦れたりすることで、木材に独特の味わいが生まれることでもあります。

アイアン家具は、無機的な鉄の素材との組み合わせが多いため、木材の傷の味わいがアクセントとなることがあります。軟木は傷の味わいが出やすいため、アイアン家具においても、時間とともに木材が持つ味わいを楽しむことができます。

6. まとめ

当店ではアイアン家具の材料として軟木を推しています。軟木は繊維密度が低く蓄熱効果があり、温もりや温かみがあります。

また、ソフトな触感や良い肌触り広い年輪や美しい木目ステインやワックスの染み込みやすさなどの特性があり、アイアン家具との組み合わせにおいて独特の調和と美しさを演出できます。さらに、軟木の傷がつきやすい性質が、アイアン家具に味わいを加える要素としても魅力的です。

アイアン家具のシンプルなデザインと軟木の柔らかな質感が組み合わさることにより、奥深いデザインが生まれます。軟木は時間とともに変化していく表情を持ち、使い続けることでさらに味わいが深まる家具として、アイアン家具に最適な木材として選ばれています。今後も、軟木の特性を活かしたアイアン家具のデザインが増えることが期待されます。

当店ではオリジナルの製品を開発デザインし、それを一貫した手作業で製造販売しております。無垢素材が持つラフな質感を活かした、味わい深く重厚感がある一方で、シンプルで飾り立てない製品作りを目指しています。使い込む程おもむきの増す、ロングライフな製品の世界を当サイトを通してお楽しみいただければ幸いです。

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